神棚にはお神札を祀り神具を供えます
いろいろな神具
切り火
切り火は火打石で火花を打ちかけるもので、厄を祓う日本古来の風習です。
邪悪は火を大変嫌うので、切り火をすることで不浄を断ち邪気を祓います。
厄除け、清め、祈願成就に、また外出時の無事安泰を祈る意味で用いられます。
切り火のやり方は、利き手に火打石を持ち一方の手に火打鎌をなるべく水平にして持ちます。
火打鎌はあまり動かさず、利き手に持った石の角で火打鎌の縁を削り取るように、勢いよく前方に向かって打ち付けると、幾筋かの火花がはじけ飛びます。
この火花を清めたい場所や、出かける人の後ろから右肩口に、2〜3回カチカチと打ちかけるのが正式な作法です。
- 火打石火打石を火打鎌に打ち付けると火花が出ます。
- 火打鎌火打鎌に火打石で打ち付けると火花が出ます。
いろいろな神具
- 本坪鈴本坪鈴(ほんつぼすず)は神社の拝殿などの前に吊るす鈴です。鈴を振り鳴らすのは神様の注意を引くためといわれています。
- 鈴紐鈴紐は社殿の前に吊られた鈴を振り鳴らすために使われる紐です。鈴緒とも呼ばれています。
- 雑器雑器(ざっき)は神前へのお供え物をのせます。
- 賽銭箱賽銭箱はお賽銭を入れるための箱です。
- 二福神二福神は、恵比寿と大黒天の二体の呼び名で、商売繁盛・厄除開運のご利益があるといわれています。
- 赤鳥居赤鳥居はお稲荷さんなどのお社の前に置きます。
- 神棚幕(神前幕)神棚幕(神前幕)は神棚の前面に飾ります。
- 住吉提灯(長提灯)住吉提灯(長提灯)は神棚の両脇に一対で飾ります。
- 狐狐は稲荷神の使いといわれ一対で置きます。
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